クローゼットから久しぶりに出した上着、ポケットに半年前食べたパンのゴミ。胡麻が床に落ちる。
久しぶりにスタジオへ。個人練習。オンラインのiPadがミキサーに接続されている。便利な世の中。ただ弾くことにも悪戦苦闘、2時間あっという間に過ぎる。
帰りにベーグルとファミチキ買って公園のベンチ。左利きのおじいさんが孫とキャッチボール。天気とても良い。
夕飯はササミと大葉、チーズを春巻きの皮に包んで揚げたものとポテト。美味しい。
「すばらしき世界」観る。結末は定番のパターンで冷めてしまった。
携帯の機種を変えた。普段はそうでもないのだが、やはり新しいガジェットは気分が高まる。せっかくの新環境に無駄な物は入れまいと思うが、少し経てば散らかるだろうな。
他人にどう思われようといいが、妙な勘違いで決めつけられるのは腹が立つ、しっかりと見極めてほしいもの。
最近は自らの気性、要領の悪さから忙しく時間が過ぎていく。気にしなくて良いことを気にしたり、どうにもならないことを無為に考えてみたり。
それを認めただけではどうにもならないのでなんとか改善しようとする。これが中々苦難の道。進んだり戻ったり、それも忙しさに拍車をかけている。
ただ、抗い続けてるのは良いな。とにかくなにかやっていれば無駄になることはない、何が役立つかわからないから。これからも継続していけたらいい。
「エディプスの恋人」、BOOK OFFで見かけた。350円。買うか悩んだけれど図書館に通うきっかけにする為、見送る。
実家から持ち帰った「家族八景」「七瀬ふたたび」読む。窓辺に寝転んで本に没頭する時間。七瀬シリーズは三部作で完結となっているが、最終巻「エディプスの恋人」が見当たらなかったので改めて購入しようと思う。
映画「パルプ・フィクション」観る。映像、シーン、何の気づきもないストーリー。娯楽としての映画、とてもいい。
暫く前に「稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉」読む。稲盛和夫と言えば京セラとKDDIの創業者で、日本随一の知名度を誇る経営者ということしか知らず。この本の著者はその稲盛和夫の側近であった大田嘉仁という方。著者自身が体験、あるいは見聞きした中で特に印象に残っている稲盛和夫の言葉、エピソードをまとめたものとなっている。
いくつか印象に残る事柄があったが、特に「人として正しい道を選ぶ」という姿勢は為になった(自分なりに要約したので細かい部分は異なるかも)。
経営に関わる選択においての言葉だったけれども、これは全ての選択に当てはまると思う。ある意味自分の欲を制する、枷のようなもの。理想論に聞こえるこの言葉を、日本随一の経営者が語るのだから面白い。
もう一つ、「ネガティブな言葉を口にしない」というのも参考になった(これも要約している)。そもそも心がけていることであったけれども、自分と対極に位置する人(そもそもそれれも決めつけなのかもしれない)がそういった事を実践していることに嬉しく感じ、また正当性を得た気がした。
読書するとき、精神的な姿勢には気をつけている。何かを得ようとするのではつまらないし、求めているものだけ探してしまう。そうではなく、自然と入ってくるものを自然に受け入れること。そしてそれが今何に役立つとか考えるのではなく、いつかその時が来たときのために頭でも胸でも何にでも蓄えておくこと。